蕎麦はお酒の肴な文化 「冷たい肉そば」いろは分店

山形県で有名な麺と言えば、ゲソラーメン(ゲソ天が入ってる)と肉そばが有名ですが、たまたまランチ時間に『肉そば』の御当地に居合わせたので3年ぶりに食べてきました。

外観

御当地では、一寸(ちょっと)亭とファンを二分すると言う 「いろは 分店」。

店内

漆喰の白を基調にした店内は、古民家の土間を想像させる落ち着いた面持ちです。

肉そば

これが、山形 河北名物 肉そばです。

写真だと、温度が判りにくいのですが、汁は常温くらいです。

和蕎麦に、カツオと鶏出汁スープで鶏の脂が多いと少々くどくなると思いますが、いろはさんのは、程よく油切りされているのか、あっさりとしていて美味しい!

具材は、醤油でしっかり目に味付けされた鶏肉スライスと刻みネギ。

あっさり感の味に慣れてしまったら、鶏肉と一緒に蕎麦を手繰ると違った味が楽しめます。

肉そば ¥650(1玉) 特盛 ¥1100とあったので【特盛】を頼んだら、店のおばさんに『2玉だけど大丈夫? 大盛りなら1.5玉で¥850よ!』と言われ、大盛をオーダーしたのがこの画像。 

汁まで完食! 特盛もイケそうでした。

関東地方では、その昔、蕎麦屋は居酒屋変わりだったと聞きましたが、ここ山形 河北地方でも大正時代に居酒屋代わりの蕎麦屋で酒を飲みながらでも蕎麦が伸びずに食べれるように作られたのが、冷たい肉そばの始まりだそうです。

確かに。 鶏肉のスライスを少し増やせば、日本酒にぴったりな感じがします。
お酒好きの方は、一度ご賞味ください。

店名:いろは分店
場所:山形県西村山郡河北町谷地十二堂14-3(Googleマップ
投稿者:営業員C

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