レトロなお店がいっぱい立ち並ぶ街、中崎町。今日はその中からフレンチのお店、セルクルをご紹介します。
一見お店とは分かりません。壁に小さく「フレンチ食堂Cercle」と書いてあるのが目印。
入口は通りに面しておらず、路地にあるので従業員出入り口かと思ってしまうほどです。
店内にはテーブルが数個とカウンターの小さなお店。料理はフレンチですが、雰囲気は隠れ家的なカフェのよう。
テーブルには引き出しがついており、その中にお箸やフォークなどが入っていました。
なかなか心にくい演出ですね。
ランチは3種類のみ。
- セルクル定食
- セルクル定食+コーヒーor紅茶+ミニクッキー
- セルクル定食+コーヒーor紅茶+デザート
注文したのは2番目のメニュー。
まずはオードブル3種と本日のスープ。
左から時計回りに、サーモンのブランダード、カリフラワーのムース、パテ・ド・カンパーニュ、さつま芋と冬瓜のスープ。器は和ですが、味はフレンチ。
ひとつずつ味を紹介していくと…まずはサーモンのブランダード。
ブランダードとは本来はタラとジャガイモをペースト状にしたもののようですがここではサケを使っているようです。なので、ほんのりピンク色。
素材が生かされていて、やさしいほっとする味。フランスパンにつけて食べてみたいですね。
下のサラダにはラズベリーソースらしきものがかかっていました。
え?ラズベリー??と思いますが、なぜかそれがよく合います。
カリフラワーのムース。
一見、なんのムースか分かりませんが一口食べると「あっ、カリフラワー!!」。口の中で溶けていくムースはまさにフレンチの王道。
パテ・ド・カンパーニュ。
何のお肉かは分かりませんでしたが生クリームをふんだんに使っているようでコクのある、でも優しい味がしました。
下の自家製ピクルスがさっぱりしていて、程よく中和されます。
さつま芋と冬瓜のスープ。
野菜がゴロゴロと入っており食べごたえがありました。冬瓜って日本のイメージですが、こうすると立派な西洋料理です。
次はお待ちかねのメイン。お肉・お魚から選べます。私が選んだのはお肉。
本日のお肉料理は「鶏もも肉のロティ ポッチーニと栗のソース」。
下にはさつま芋、スナップエンドウ、キャベツ、ブロッコリーと野菜がたっぷりなのも嬉しいですね。カリッと、しかしジューシーに焼かれた鶏肉に濃厚な栗入りソースがかかっていてボリュームも満点。
ごはんは赤米入り。パンはないようです。
こちらは友達が注文したお魚料理。「ブリのポワレ はちみつ赤ワインソース」。すっごい分厚いブリですね。
大満足な気分で最後のコーヒーをいただきます。クッキーは手作りのようで、レジ横でも売っていました。
一時は満席になり、あきらめて帰るお客さんもいました。ランチでも念のため予約したほうがベターと思います。(ただし、ランチの予約は11:30のみ可能)
夜は1400円から食べられるようです。驚愕的なコスパ!!今度は夜に行ってみたいです。
※2013年3月時点での料金です。
店名:フレンチ食堂 Cercle セルクル (お店のWEBサイト)
場所:大阪府大阪市北区中崎3-1-8 (googleマップ)
投稿者:総務部H