大きくは報道されていませんが、青森県八戸市も津波の被害がありました。
青森最大級の漁港でもある八戸港。
津波の被害後も残るこの港には3つの魚市場があり、その第一魚市場の裏手高台に津波被害を免れた地元の方が愛する食堂が有ります。
入口は、暖簾の掛った引き戸の方で入店に戸惑います!?
店内は、2坪ほどの狭さで小さな4人掛けのテーブルが2つに男性だと二人しか座れない高台の座敷が居座っており、5人ほど座れるカウンター席があるだけ。。
入店すると6人ほどの先客が、名物のラーメンをすすっていました。
この店のメニューは、ごはん・ラーメン・玉子丼・酒・ジュースとシンプルです。
入店後、カウンターに座り迷わず有名なラーメン(支那そば)¥500をオーダー!
待つこと10分足らずで出てきたのがこれ!!
はい! 超・チョー・ちょうシンプルなラーメンです。
漁港ならではの魚介類の出汁が効いたスープ。 出て来て写真を写す前に蓮華で一口すすると『甘いっ!!!』間違っているかも知れませんが石川県で食べたスルメ出汁スープのラーメンを思い出しました。
麺は、細縮れ麺であっさりしたスープを多分に拾って口に運んでくれます。
トッピングは、御覧の通り海苔・メンマと昭和の象徴”ナルト”が入り唯一味の濃い焼き豚が乗っかってます。
正直、最初はアッサリ過ぎる味に物足りなさを感じて麺をすすってましたが三分の二を食べた所で不思議と”やっぱり美味い。これ!!”って感じてしまうから不思議です!?
昔、子供のころに軽トラで売りに来ていた夜泣きソバを思い起こさせる味なんです。
気が付いたら・・・・・
スープまで完食でした!
色んな食材が多彩に増え、世の中には美味しいラーメンが増えましたがコッテリ・こだわりトッピングのラーメンが人気ですが自然の食材で思い出を味わう事が出来るラーメンを提供する店にも一度出向いてみては如何でしょうか??
店名:大野屋食堂
場所:青森県八戸市鮫町日出町1 (Googleマップ)
投稿者:営業員 C