四万十の香りを大都会で所望 土佐料理『四万十』

外観

東京の重要なアクセス拠点『東京駅』の近く、八丁堀にも得意先がひとつあります。
大通りに面した道路沿いは、大手企業のビルやテナントビルが立ち並ぶ立派なオフィス街ですが、一本細い路地を入ると、背の低い雑居ビルが立ち並び、小さな画廊や店舗、飲食店などがたくさん入居しています。

和食、中華、蕎麦、居酒屋などたくさんの飲食店が有る中で、先の得意先を訪問する時にランチと重なれば、必ず食べに入る土佐料理店『四万十(しまんと)』があります。
間口半間の一見小さなお店ですが、店内は5人ほど座れるカウンターに4人掛けのテーブル席が8つあり結構広くなっています。

メニュー

店の外には、写真入りのランチ定食メニューがずらりと並び、道行く人の足を止めます。
定食は、シラス丼定食など¥600~¥1,000程のものまで多種多様。
土佐料理ですから、カツオを初め海の幸の料理が豊富で、今までに『シラス丼定食』『アジフライ定食』『焼き魚(塩さば)定食』などを食べましたがどれも美味で、リピーターとして訪れても、どれを食べようかと迷ってしまいます。

シラス丼+中トン汁定食

先日、訪れた時はシラス丼定食を少しアレンジされたメニューがあったのでそれをチョイス。
『シラス丼+中トン汁定食』¥800です。
お茶碗1杯半ほどのアツアツご飯に薫り高き四万十川の川海苔が敷詰められ、半乾燥のしらすがこんもりと盛られたドンブリは、青ノリだけを炙って土佐の地酒を熱燗で啜りたくなるくらい酒飲みの心をすすります。
そこへ生醤油を2周位かけて、ご飯+青ノリ+しらすを一緒に口にほうばるとお昼から至福のひと時を味わう事が出来ます。

初めて食べた中トン汁も具だくさんで「汁を飲む!」と言うより「喰らう!」といった感じで、よーーーく火の通った根菜類が程良く口の中で崩れ、豆腐の柔らかさと淡白な味が、濃いめの味噌味を緩和してくれてこれも絶品でした。
その他、定食には小鉢(もやしの和え物)に香の物が付いています。

大都会「東京」のど真ん中で四万十川の清流で摘み取られる青ノリの香りと、太平洋で水揚げされるシラスのうま味を味わってみて下さい。

店名:四万十
場所:東京都中央区八丁堀2-15-10(Googleマップ
投稿者:営業員C

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